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7月「花の会」


ikanika の玄関
紫陽花カラーが大好きなので、うっとりです。

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那須の花農家 池田さんから届いたお花を見ていると、
季節をストレートに感じます。
二週間前までは、春らしい優しい雰囲気のお花だったそうですが、
この日は、ユーコミスやルドベキアの初夏のお花が加わり、
ぐっとが夏らしく。



≪花材≫

グミの枝
スモークツリー
ヤマゴボウ
アナベル
西洋アジサイ
ヤマアジサイ
ヒペリカム
ヌマトラノオ
モダルダ
パイナップルミント
ペリシカリア
オレガノ
ユーコミス
ルドベキア


この日は、先生から紫陽花についてのお話がありました。
日本から西洋に渡って品種改良され、総称してハイドランジアと
呼ばれていますが、意味は「水の器」であること。
紫陽花の色は、どんよりとした空に似合う色。
梅雨もひとつの季節、四季でなく「五季」であってもいい。

確かに梅雨は1ヶ月ちょっとの短い期間ですが、独自の季節ですよね。



お稽古の後は、おもたせ菓子研究室の主菓子でした。
外郎生地で餡を包んだ、杏そっくりのお菓子。
目でもたっぷり楽しみながら、いただきました。

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先生のように、大きな器を持っていないので、家に帰ってから
自宅にある花瓶に。

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以前、素敵なポストカードを見つけて、 購入したことが
ありました。
たしか、チャリティでの販売だったと記憶していますが、
見つけた瞬間、思わず足を止めて十数枚あった
すべてのカードに見入ってしまいました。
見事に私にはツボ・・・自然な雰囲気で素敵な写真
ばかり。
家に帰ってからカードをよく見てみたら、masako tani のお名前が。






先日、平井かずみさんの「花の会」のレッスン中に、
ikanikaに尋ねてきた女性と平井先生が、
玄関先で立ち話をされていらっしゃいました。
お二人とも、いくら話しても話しつくせないくらいの
勢いでしたので、相当親しいご友人?と思っていたら、
先生が戻られ、「私の花の師匠 谷匡子さんよ~」と。
お名前は存じ上げていましたが、お目にかかれて感激です
( って、ちらっとお見かけしただけですが)。

ikanikaでのレッスンの後、平井先生から、
谷匡子さん「花活けの手びき」出版記念展の案内カードを
いただきました。
月刊フローリストの連載をまとめた書籍が出版されるそうです。
記念のレセプションは、谷さんが15年間も四季折々の花を
活け続けているTIME & STYLE。

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7/20(金)の出版記念のイベントには行っていませんが、
レセプション用のお花を、谷さん自ら活けられると聞いて
いたので、それだけでも見てみたくて、翌日、二子玉川の
TIME & STYLEに。

アンティークの鉢にしつらえられた何十本もの花や
一輪挿しなど、店内いたるところに、谷さんのお花。

店内奥のキャビネットには、著書の中でも使用されている
谷さんのアンティークの白磁の器やガラス瓶などが
まとめて展示されて、目が釘付け。
うっとりしてしまって、しばらく立ち尽くしていました。



先週出版されたばかりの「花活けの手びき」をTIME & STYLEで購入
したら、こんな素敵なポストカードをいただきました。

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本は、すっきりとした表装ですが、中は落ちついて洗練された
雰囲気で、美しい写真が満載。

花から温もりや季節を感じること、
花をかざる場所や器選び、
バランスや空間など
改めて“自然”であることの大切さを
教えられました。

休日に何度でもゆっくり読み返したい本です。



谷匡子さんのホームページ
http://tanimasako.com/performance.html
IMAGES の写真がとっても素敵☆


雅姫さんのお店「クロス&クロス」が今の場所に
移転する前、店内は、アンティークのプレートやボウル、
リネンのクロスなどの日用品や、ネセセアのお洋服などが
ディスプレイされていて、こぢんまりとしていながら、
家庭的でなんとも素敵な空間でした。

テーブルクロスの上にカトラリーがずらっと並んで置かれていた
ことがあり、値札がなかったので
「きっとアンティークのカトラリーで、非売品なんだろうな」
と勝手に思いこんでいました。

このときに見たカトラリーをずっと忘れられずにいて、
いつかこんな雰囲気の物を揃えてみたいと憧れ続けていましたが、
リニューアルオープンして移転した「クロス&クロス」にも置いて
ありました。
それも「値札が付いている」・・・非売品ではなかったんです。
「コテバスティド/Cote Bastide」」のモノだったことも
わかりました。

残念なのが“お値段”で、まとめ買いができません。
ときどきクロスのお店で、sandのシリーズを1本ずつ購入して
コレクションしていましたが、この夏のセールでカトラリーも
嬉しいオフ!
先日、「クロス&クロス」に寄って、少し買い足しました。


計3年かけて、ここまで揃いました。



他に、ナイフやサーバーのシリーズもあるようですが、
日常使いのものだけあればいので、ここでコレクション完成です!
遂に念願叶いました。




せっかくクロス&クロスに来たのだからと、1階のフロアにも
降りてみたら、S&Sのカタログで一番素敵だな~と思っていた
レースプルオーバーワンピースがありました。
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カタログを見てから、3ヶ月めにして、はじめて手に取ることが
できて感激。
お店の方のお話ですと、
「入荷したときは即完売だったけど、たまに1~2着入荷することがある」
そうです。
偶然この日に巡り合うことができましたのは、たまたまタイミングが
よかったんですね。
試着後、購入しました。

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普段、通販はせず、ショップに入荷確認の電話も入れることなく、
いつもふらっとショップに立ち寄っています。
ハグやクロスでの、こういったびっくりする嬉しい出会いは、
1年に1回くらいあるんですよね。
特に購入意欲がない(=無欲)ときに多いかも。



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「音楽と朗読のコンサート
アンダルシアの光と影 ~ヒメネスとロルカ~」

に行ってきました。

石丸幹二(朗読)
つのだたかし(リュート/ウード)
水落麻理(カンテ・フラメンコ)
フェルミン・ケロル(フラメンコギター)

7月1日(日)13:30開演
Hakuju Hall



初めに、国内外で活躍されるリュート奏者の つのだたかしさんが、
お一人で登場し、挨拶がありました。
面白かったのは、会場の9割を超える女性客を見渡しながら、
「昨日もあったんだけど、始まるとみーんな石丸氏の方を
見るんだよね。」と・・・



第一部「プラテーロとわたし」

スペインの抒情詩人ラモン・ヒメネス
ノーベル文学賞を受賞した散文詩。
その中から、石丸さん自ら 3編×4つの季節=12編 を選んだそうです。

石丸さんは、赤いラインの入ったデザインのシャツに、
デニムのボトムス姿。
先日かけたというパーマのヘアスタイルはよくお似合いで、
服装の雰囲気も含めて、スペインの青年という風貌に見えました。
椅子に腰掛けながらの朗読ですが、ときどき、手を広げたり天井を
仰いだりしながら情感たっぷりに表現されていました。

その隣で、つのだたかしさんのリュートの美しい音色が優しく
響きます。
リュートの音色を聴いていると、中世の時代の雰囲気が漂い、
昨年の「十二夜」の舞台が蘇ってきます。
つのださんが演奏するお姿、ちゃんと見ていましたよ。

詩の内容は、愛するロバのプラテーロ と、故郷アンダルシアで
過ごした静寂に満ちた日々を描いています。
日常の自然を描写する言葉が、とても美しく、聴いていて優しい
穏やかな気持ちになります。
相棒のプラテーロに、優しく語りかけ続けますが、プロテーロは
息を引き取り、朗読は終わります。



第二部
「闘牛士イグナシオ・サンチェス・メヒーアスへの
哀悼歌」


「プロテーロとわたし」は“死”で終わりましたが、
この作品は“死”から始まります。

石丸さんは、モノトーンの衣装に変わり、シャツの襟を立て、
黒いベストをお召しに
なっていました。
ぐっと大人っぽいこの装いも、スペインの雰囲気を醸し出しています。

石丸さんは、ひとり離れて下手の壁側に座り、中央から上手にかけて、
ウードのつのださん、カンテ・フラメンコ(フラメンコの歌)の水落さん、
フラメンコギターのケロルさんが座ります。

スペインの詩人、劇作家のガルシア・ロルカが、亡くなった友人の
闘牛士イグナシオ・サンチェス・メヒーアスの死を悼み発表した
哀悼歌。
かなり難解な歌詞だったそうで、本公演のために改訳したそうです。

フラメンコギターの調べにのせて歌う、水落さんの情熱的な
スペインの歌。
石丸さんは、立ち上がり、第一部と打って変わってときおり熱く
激しい朗読。
この歌と朗読が、交互に繰り返されます。

アフタートークでわかったことですが、歌う曲は事前に決まっている
わけではなく、
水落さんとご主人のケロルさんが、即興的に決めているそうで、
昨日と今日の公演では、歌っている曲が違うそうです。
歌と朗読の入り方があまりに自然でしたので、このお話を伺ったときは、
かなり驚きました。
水落さんの歌には、魂の叫びが感じられます。
アフタートークで、石丸さんが
「水落さんはスペイン人の血が入っていますか?」
と質問なさっていたくらい。
「入っていません」
と即答されていましたが・・・

そして、照明も素晴らしかった。
石丸さんのソロコンサートでも照明を担当された清水亮さんが、
LEDライトで、ひとつの光から様々な色と形を自在に操ります。
第一部では、目立つ演出は、後ろの壁に大きく木を表現されていた
くらいでしたが、第二部では、情熱的な色遣いでの演出シーンが
沢山あり、特にうねるような光は、闘牛の角を連想させ、
随所で照明が効果的に使われていました。



「アンコール」

曲名:ゾロンゴ タララ

石丸さんがスペイン語の歌を披露。オマケというよりかなり本格的に
歌われていました。
相当難しい曲だったと思いますが、音が広がるように響き渡る
コンサートホールでの歌声はほんとに美しい。
思いがけず聴くことができて嬉しかった~



「アフタートーク」

谷田尚子さん司会で、次のお仕事に向かわれた
フェルミン・ケロルさんを除く、3名が参加。
まずお一人ずつ自己紹介。
つのださん「石丸幹二です・・・(無言)」。
会場の笑いを誘っていました。
その後、石丸さん「わたくしが本物の石丸幹二です」。

つのださんと石丸さんお二人とも、
「前回公演では自分のことばかりだったが、今回はよく聞こえて
タイミングや空間がわかるようになった」
そうです。

ミュージカルの稽古期間は1~2ヶ月ですが、この公演の稽古は
3~4日くらいだったそうで、つのださんが
「4人それぞれが完成度の高いところで出会っている」
と補足。

他にも、つのださんから神秘的な興味深いお話を伺うことができま
した。。
「ガルシア・ロルカは、自分で巡って音楽を探し、自分でピアノを
演奏した人。
演奏の音源が今でも残っている」
「弦楽器の起源は一緒で、ギリシャのウード、西に渡ってリュート、
シルクロードを東へたどれば、中国で琵琶になり
、日本にまでいたっている」
等々・・・



「サイン会」

つのださんまたは石丸さんのCDを購入すると、終演後CDジャケットに
サインをしていただけます。
友人が、つのださんのCDを購入したので、サイン会の様子を少しだけ
眺めていました。

石丸さんは、紺と黒のボーダーのTシャツに落ちついたブルーの
ストールを巻いて登場。
一言二言くらいならお話しも出来そうな感じ。
石丸さんのお隣に、つのださん登場。
つのださんは、ファンの方から話しかけられるとそのまま2~3分
くらい話し込んでいました。
友人にCDを見せてもらったら、 ひらがなの楷書で つのだたかし 
とサイン!

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何年も前になりますが、劇団四季の「ハムレット」を観たときに、
流れるように言葉を綴る石丸さんの発する台詞の美しさに感動した
ことを、今でもよく覚えています。台詞なのに、音楽を聴いている
ような感覚でした。
そして、退団後のソロコンサートでは、石丸さんが歌うと旋律以上に
歌詞の美しさが
際立ち、「言葉」の表現を大切にされていることに感動させられます。

石丸さんの朗読は、年を重ねるごとにぐっと表現力を増しているように
思えます。


朗読&リュート/ウードにフラメンコと、好きなものだらけの
コラボレーション。
見事にひとつの作品にまとまっていて、それぞれが素晴らしい。
石丸さんも仰っていましたが、是非また企画していただきたいです。