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「スマイル・オブ・チャップリン」を観に行ってきました。

3月28日マチネ
赤坂ACTシアター


作・音楽=チャールズ・チャップリン
上演台本・演出=大野裕之
音楽監督=岩崎廉
CAST 石丸幹二/浦井健治/井出卓也・輝馬/彩乃かなみ
/佐藤都輝子/鷲尾直彦/川嶋杏奈
演奏=岩崎廉 奥田真広 Everly 


周辺の満開の桜がきれいでした。
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オムニバス形式の3部構成です。



ACT1
「リズム」


チャップリン作の短編小説を元に戯曲化。
リズムの乗ってファシズム化していく様が描かれていて
緊張のあまり両手を固く握りしめながらの観劇でした。
考えさせられることが多い作品で、兵士が連呼する「リズムよく!」
の言葉が今でも耳に残ります。

石丸さんは、歌手の役で、チャップリンステップを踏みながら
カフェで歌います。



ACT2
「My Man Friday ~チャップリン秘書・高野虎市」


帰国後、故郷でひっそりと暮らす晩年の高野虎市を石丸さん。
高野を取材で尋ねる記者役を浦井さん。

「わしはチャーリーのセェ~クレタリィ、秘書なんじゃ」
「アメェ~リケンではなぁ」
と英語訛りの広島弁で、チャップリンへのまっすぐで熱い想いを
語る高野虎市。
特に老けメイクすることなく、ちょっと頑固な老人を
時折哀愁をにじませながら演じる石丸さん
「ほんとに上手いな~」と感心することしきり・・・
コミカルな表現も随所にあって、何度も“くすっ”と笑わせて
もらいました。

途中、回想シーンでは、チャップリン役を石丸さん、
高野役を浦井さんが演じる演出も面白い。

高野の娘役を演じた彩乃さんの落ちついた演技とナレーションも
素敵でした。

最後は、チャーリー・チャップリンのお孫さん
チャーリー・シストヴァリスさんが、晩年の高野に一輪の花を
差し出すシーンでほろり。。。

元秘書の目を通して見たチャップリンを描いた作品ですが、
もっと掘り下げて2時間くらいの舞台にしてもいいのでは
と思ってしまったくらい素晴らしい作品でした。



ACT3
「チャップリンコンサート」


Mandolin serenade
Swing high, little girl
This is my song
With you, dear, in Bombay
Eternalley
You are the song

お孫さんのチャーリー・シストヴァリスさんが
大野裕之さんと登場。
現在、フランスにお住まいで、日本とは8時間の時差だけでなく、
モーリス・ベジャール振付の「Mr.C」に出演していたことが
あるので、20年の時差も感じているとか。

幼かった頃のお祖父さんとの思い出として、
「親戚が集まったときに、いとこのピーナッツを食べて
しまったことがあり、介添えがないと起き上がることも
できなかった晩年のチャップリンが、立ち上がってステッキを
振り上げて怒ったことがあった。
その時は恐ろしさのあまりパニックになったが、
20年経ったときに、
極貧の少年時代を過ごし、食物のないつらさを身にしみてわかっている
チャップリンには、決して許すことができなかったんだと理解した。
そして、そこにチャップリンの“原動力”があるんだと。」

「幹二さん、CDをありがとう」
とも仰っていました。
前日、石丸さんが自身のCDをプレゼントしたようです。
そのCDに収録されているナンバーから、Smile
ボサノバ調からジャズ風のアレンジに変わり、最後は全員で。
今まで聴いた中で、一番素敵な「Smile」でした。



このチラシを見て、石丸さんが出演されるからという理由だけで
取ったチケット。
事前のリサーチもほとんどせずに、観劇の日を迎えたのですが、
そこに繰り広げられた極上のエンターテイメントに感激しっぱなし!
素敵な時間を過ごすことができました。
RIMG12922 回転




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CLASKA Gallery&Shop“DO”たまプラーザ店で開催されている
Tiny n「道草んぽ」展 を見てきました。


外の光がやさしく射し込む店内は、春のワクワク感たっぷりの
素敵な空間。
Tiny n の岡本典子先生の作り出した世界は、子ども頃に
雑草や昆虫などを見つけながら歩いた野道そのもの。


テーマは、桜を見に野道をお散歩

野道の右側
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野道の左側
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上を見上げると、花や蝶のモビール
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野道を進んで行くと・・・
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その先には、リアル桜
それも満開
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展示のすぐそばで開催されていたワークショップにも参加しました。


「籠に摘む春の野花」


これは、先生の見本。
「四方見」のアレンジですが、どの方向から見ても美しくて、
ぐるっと回しながら撮らせていただきました。

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自宅に帰ってから撮影しました。
壁を背に飾りたかったので、「三方見」で。

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すごくたくさんの春のお花が使われています。

ヒヤシンス
ラケナリア
ユメホタル
バイモユリ
アルケミラモリス
ラナンキュラス
ツインキャンドル
ビジョナデシコ
ゼンマイ
リキュウソウ
フランネルフラワー
フリチラリア
スカビオサ
アルストメリア
ヤグルマギク
ユーフォルビア



ユメホタルは初めて見ました

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とても可愛らしくてお気に入り
もう少ししたら、ドライにしてみるつもり・・・


3月の「花の会」
春の可憐な花たちを、二つの器にしつらえました。

陶器の器に、青みがかった色合いの瑞々しい質感のお花。
ガラスの器に、ミモザを中心に、マットな質感のお花。


器は、フランスアンティークのもの

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蓋付きなのです

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こちらは、ガラスのピッチャー

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イカニカの玄関に

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ひとつひとつが、小振りで可憐な花ばかり


可愛らしさを引きたてたくて、自宅に帰ってから、
小分けしてしつらえました。


フリチラリア
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アリウムコアニー、ヒヤシンス、ワスレナグサ、ニゲラ
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アロマム、原種のアネモネ、アストランティア、バイモユリ
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フリチラリア
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フキノトウ、ラグラス、ゼラニウム、バイモユリ
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ミモザ
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パンジー、ラナンキュラス、バルビネラ、ツルバキア、
ムスカリ、ワスレナグサ、ミント、ミスカキャンロス
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これらを、玄関、キッチン、リビング、トイレ、寝室に。。。

家中、春のお花で嬉しい



「ノートルダム・ド・パリ」を観に行ってきました。

1週間前にも観に行っており、2回目の観劇になります。
そして、この日は東京公演の“前楽”です。





3月16日(土)18:00~
東急シアターオーブ



開演直前、日が沈む時間帯
窓から東急東横線の渋谷駅 が見降ろせます
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休憩時間
同じ場所で一息
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飲み物は、「エスメラルダ」という名前のカクテル。
ぶどうジュース×ミントのソーダ割り、ノンアルコールです。




キャスト表
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見ていて気付いたのですが、クロパンとフロロのキャストが
1週間前と違っていました。

前回観たとき、クロパンが黒人には見えないなぁ
と思っていたのですが、アンダースタディの方だったんですね。
どちらの方もよかったですが、歌声は今回のイアン・カーライル
の方が好みです。

フロロ役のロバート・マリリンの歌声を聴くことができる
ことを楽しみしていただけに、このキャスト変更は残念。。。
今回出演のアンダースタディの方は、ドスの効いた
しわがれたような骨太の声の方でした。
艶があって哀愁たっぷりのロバートさんのお声を、いつかまた
聴いてみたい。



舞台美術やダンスパフォーマンスに圧倒されながら観ていた
前回に比べ、観劇も2回目になると、余裕がでてきて、
メロディと歌詞をじっくり噛みしめながら聴き入りました。

「浮浪者」「異教徒」「魔術を使った」と、日本人には
なじみのない言葉が繰り返し使われています。
異端審問や魔女狩りが横行されていた時代に生まれた
多くの悲劇の背景を、鋭く表現した物語ですね。



前回観たときは、フロロの葛藤に共感しながら観ていましたが、
この日は、まっすくで純粋なカジモドに感情移入。

また、前回は、エスメラルダが主人公で、エスメラルダを
愛する男たちとの物語だと思って観ていましたが、
今回は、カジモドの一途さが一番強く心に残りました。

キャスト変更があったせいなのか、感じ方が違ったのは
自分でも驚きでした。




カーテンコールのみ、カメラ撮影OK。
でも、動く人をカメラでとらえるのは、とっても難しい。


ダンサーのみなさん
動く、動く。。。
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主要メンバーのみなさん
上手く撮れたつもりだったけれど、フロロが切れちゃった
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この後、グランゴワールが、「カテドラルの時代」を歌い、
最後は、オールスタンディング!

たっくさん、拍手しました。



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素敵な舞台を、ありがとうございました。



「ノートルダム・ド・パリ」を観に行ってきました。

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3月10日(日)ソワレ
東急シアターオーブ




フランスからの来日公演ですが、英語での上演です。
かなり期待して観に行きましたが、実際に劇場での体感による
感動は、それを遥かに超えていました。



まず目に飛び込んでくる舞台セットは、空間を最大限に
生かした作りで、照明・美術も素晴らしく、すっきりと
していながら幻想的です。
グレイッシュな色味の衣装は、ジプシーたちの魂の叫びや
躍動感が際立ちます。
1482年のパリが舞台の物語ですが、あえて時代を設定せず、
また無国籍のような雰囲気がありました。

演出のジル・マウと振付のマルティーヌノ・ミューラーは、
のちに「シルク・ド・ソレイユ」を手掛けたと聞いて、
すごく納得してしまいました。



カテドラルの時代
流浪の民
に続いてエスメラルダが歌う ボヘミアン
で涙が出てしまいました。
決して泣くようなシーンではなく、1曲目でこの作品に
ノックアウトされ、次から次へと続く美しすぎる音楽が、
躍動感あふれるダンスパフォーマンスが相俟って、
感極まってしまったのです。
この感動は、最後のナンバーまで続き、中だるみすること
のないミュージカルでした。



エスメラルダに想いを寄せる男たちのさまざまな形の愛。
純粋な愛、苦悩する愛、歪んだ愛、家族愛・・・
ディズニーアニメとはまったく違う悲しい結末が待っていて、
観ていても辛い。。。
カジモドの「・・・君と一緒に行かせて
君のために死ぬのは本当の死ではないんだ・・・」
と歌いあげる姿が切なくて、また涙・涙・涙。



自分でも以外だったのが、フロロに共感してしまったこと。
ディズニーアニメでは、悪役でしかなかったけれど、
ミュージカルでは、苦悩するフロロの姿が丁寧に表現
されていました。
それにしても、フロロ役のRobert Marienロバート・マリアンは、
ものすごく歌がお上手!
渋みや深みや力強さそして切なさも感じる聴き心地のいいお声。
自宅に帰ってから調べてみたら、ジャン・バルジャンを演じた
経験がおありとか。
なるほどです。



カーテンコールでは、カメラ撮影がOKなようですが、
シアターオーブについて間もなく充電切れしてしまい参戦できず 
最前列のベストポジションだったにも関わらず・・・です



冒頭からラストまで、魂が揺さぶられっぱなしでした。
休憩時間に、ロビーで1週間後のチケットを購入。
あともう1回観ます。楽しみ!






根津美術館に行ってきました。


img_exhibition_enshu[1]

徳川家光の茶道指南役を務めた小堀遠州
松江藩主の松平不昧のゆかりの茶道具が
公開されています。

高麗茶碗や、色褪せながらも尚重厚な趣をもつ
金襴・緞子・間道の仕覆など、
初代根津嘉一郎氏が、晩年、自ら青山と号して
茶の湯をたのしむなかで集めた茶の道具の数々。
いくつもの茶室を作った根津氏ならではの
コレクションの素晴らしさにため息が出ます。

当時の人は、茶道具を見立ててみたり、
歌銘をつけて味わったり・・・粋で素敵だなぁ
と感心することしきり。

茶入れの象牙の蓋にも興味津津。
専用ケースに収納されたいくつもの蓋。
見比べていると、自然に入った線の景色が面白く、
きっと亭主はその時の茶入れに合わせて蓋を選んだ
んですね~。





展示室は全部で6つあり、その中のひとつ
「お雛さま 旧竹田宮家寄贈品」も大変興味深い
コレクションでした。

collection_img_hina[1]

竹田宮家に嫁がれた明治天皇の皇女昌子様が
両陛下より拝領した雛道具を中心とするコレクション。
最近バラエティ番組でよく見かける旧竹田宮家の
竹田恒泰氏のお父様 竹田恒正氏 寄贈の品々だそうです。

展示室の奥に、大きなサイズの内裏雛。
そして、たくさんの雛道具がずら〜り。
菊の御紋が入った蒔絵の雛道具は、素人の私が見ても
精巧を極めた漆工技術が感じとれます。
ミニチュア版を観ているだけで、実際の皇室の方々の
嫁入り道具がどんなに豪華なものであったかが想像できます。
私たちとは別世界に住む人がいたんだなぁとしみじみ
実感してしまいました。





庭園内のカフェ「NEZU CAFÉ」
庭園の緑を見ながら一息。

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サックサクのミートパイとコーヒー。
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コーヒーカップをよく見たら、かきつばた
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根津美術館といえば「燕子花図屏風」。

かきつばたの季節になったら、また尾形光琳の屏風絵を
観に行くつもり!

img_exhibition_rinpa[1]