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「モネ それからの100年」展に。
横浜美術館に行ったのは初めてでした。


モネ展1



印象派を代表する画家
クロード・モネの初期から晩年までの絵画25点と
後世代の26作家による66点を一堂に展覧されています。

写真・映像など幅広い分野の現代アート作品を
モネの風景を見るように視覚を楽しむことができる
面白い企画でしたが、
モネの作品の方が少なくて
個人的には、もっとたくさん見てみたかったというのが
正直な感想。


それでも、モネが絵の具を幾重にも塗り重ねた筆の跡を
間近で見ることが出来て幸せでした。
じっくりと眺めていると、
そこにあった大気のゆらぎや光の移ろいを
思う存分感じられます。


モネが残した
「何を描くかは二の次で、
私が本当に表現したいのは、
描くものと自分との間にある『何か』なのです」
という言葉が印象に残りました。

『何か』とは、大気や光など形のないものですが、
その一つに水があり、「睡蓮」へと繋がります。


モネ展2


いつかジヴェルニーやオランジュリー美術館に
行ってみたいという想いがますます強くなりました。

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二年前に、陶芸家和田由記子さんの蓋付の器を
SNSで知ってから、いつか実物を手に取ってみたいと
思い続けていました。

それから一年後。
京都旅行を予定していた日に、和田由記子さんの個展が
京都市内の「器や彩々」で開催されることを知って、
旅行中のスケジュールを個展初日に合わせるように
調整しました。

新幹線で京都駅まで行き、そのままダッシュで地下鉄に。

そんな私の姿を、信州から個展のために移動された和田さんが
京都駅で偶然目に留まったそうで、
「移動が手慣れている人だと思った」
と、「器や彩々」でお会いした時に声を掛けていただきました。

個展の整理券を手に入れたい一心で急いでいただけ
だったのですが、そんな姿を見られていたなんて
お恥ずかしい。
あんな人混みの中で偶然に目に留まったなんて
不思議な縁を勝手に感じてしまいました。


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花器、時計、食器など、日常生活の器中心の展示ですが、
すべてにイッチンの装飾が施されていて、
見事な手仕事に心奪われます。

店内で一つ一つ見ていると
美術館で鑑賞しているような感覚になりました。

その時購入したのは、湯飲茶碗とリムプレート。


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蓋物メインの展示会は今のところ都内でしかないそうで、
京都の個展から一年後に開催される
「Style Hug Gallery 」での個展を楽しみに
していました。


和田さんを知るきっかけになった小箱シリーズは、
「分割線を描いたら、
あとは頭の中にある色々なパターンを組み合わせたり、
その時生まれた新しいパターンを描いてみたり。
即興性を持つことで、蓋物は今までひとつとして
同じデザインのものは作ってません。」
とのこと。
工程を載せたインスタを見たとき
衝撃が走ったくらい感動して、和田さんの手仕事を
ますます尊敬。


「Style Hug Gallery 」での個展の初日、
念願の蓋物の器を手に入れることが出来ました。

蓋中央のイッチンとその周りの掘りとのコントラストが、
展示されていた作品の中で一番美しいと思いました。


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手に取っていたら、在廊されていた和田さんが
「これ、すごくテンションの高い時に作ったので、
ものすごいの!」と。


ホントにすごいです。



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蓋裏にスズラン

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二年越しで憧れ続けた和田さんの蓋物は
金彩が施されていて、隅々まで美しい。
唯一無二の作家さん。


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